気づきが宝物です。「デビューを応援する保育絵本テキスト講座」

9/29(土)に、深山が所属する文学者職能団体、日本児童文芸家協会の講座で、先輩作家のすとうあさえ先生、友人作家の間部香代先生といっしょに講師を務めました。講座は全3回あって、1回目と2回目は大先輩作家の正岡慧子先生が、「絵本と童話はこう違う」「保育絵本のテキストはこう書く」などをテーマにして、新人を育成してくださいました。

29名の受講者にまじって、深山も勉強させていただきました。なにがすごいかというと、先生がやってこられた経験を惜しげも無く披露されていること。まったくすごい! その熱い講義の中で、はっと気づくことがいっぱいでした。この機会を天から与えられたと見ると、自分の道はどう進めばいいかを気づかせてくれるものでした。

3回目の講座では、1回目2回目の講座で勉強したことを、原稿化(保育絵本テキストや幼年童話作品)して発表。わたしたち3人の講師は、それを事前に全部読んで、講評をつけました。タイトなスケジュールなのに、全員から提出があったことは、講師としてとてもうれしいもの。原稿へのつっこみやアドバイスも、3人3様で、すとう先生は、赤。間部先生は、青。深山は紫色で評を書き入れました。パソコン上でやりとりをしたんだけど、初めてのことで大変新鮮でした。

評を入れた作品を、総務委員会が出力し、受講者全員に手渡し。もちろん、ご本人の作品のみをご返却です。その際、お一人の作品を3人の講師が全員の前で講評しました。正直いって、とても疲れました。心地よい疲れというか、持てる力を全て出し切った後にやってくる「ぐったり感」と「満足感」のことです。そうだそうだ、もうひとつありました。「気づきからくる、学び取った感触」。良い機会がめぐってきたことに、感謝しています。準備から関わった総務委員会、協会事務局、そして、参加してくださった29名の皆さんにありがとうを申し上げます。

さあ、今日も書くぞー!