童話創作と私~童話作家という仕事~(山形県尾花沢市立玉野中学校にて。豊島伊佐男校長)

自分の半生を振り返りながら、職業選択の一つとして「童話作家という仕事」を紹介しました。中学生ですから、これからの自分の進む道を探っているだろうとの思いからです。ただ、読み聞かせするだけよりも、著作の読み聞かせを通して、「こんな仕事もあるんだよ」と伝えたかった。生徒たちは、みな、真剣に向き合ってくれました。「生徒たちは本気でぶつかっていった」と、後日語ってくださったのは、豊島校長先生。今回の講演のご縁を導いてくださった方です。私こそ、この道でいいんだと生徒たちに背中を押してもらいました。やってよかった。やらせてもらって本当によかった。

ご縁を結んでくださった豊島校長先生、奥津教頭先生。音響を丁寧にやってくださった青木先生、会場設営をしてくださった先生方、美味しいアイスコーヒーを出してくださった先生職員の皆様、大変大変お世話になりました。心からの感謝を込めて。ありがとうございました! 深山さくら(お使いくださいと中学校からいただいた写真を少し載せました。)

玉野1

「こんな仕事もしています。」まだ、ちょっと緊張……。どきどき。差し棒(?)が板についていない、笑。

玉野2

「ABCの歌を、みんなで歌おうね!」みなさんの反応がいいので、楽しくなってきたよ♪

玉野3

「かえるのじいさまとあめんぼおはな。おしまいです。どうだったかな?」

玉野5

「童話を作るとき、何をテーマにするのですか?」「初めて出した本は、どういういきさつで本になったのですか?」など、一つ一つの質問に、真摯に応えます。

玉野4

「絵本が出来るためには、たくさんの人の力が集結することを知りました。自分もそんな仕事を視野に入れたいと思いました。」「読み聞かせに感動しました。」「山形がたくさん入っている童話なんですね。どんな子どもだったのですか?」など、たくさんのご意見やご質問をいただきました。 フレーフレー! 玉野!

童話作家という仕事

読んだ&使った著作は「感動する仕事!泣ける仕事!」より「菜穂子~女子から始める農業改革~山形ガールズ農場代表」(学研教育出版)、「はじめてのえいごえほん 日本のお話①」(くもん出版)、「かえるのじいさまとあめんぼおはな」(教育画劇)、「保育絵本から数冊」(チャイルド本社、フレーベル館)、「おまけのオバケはおっチョコちょい」「ザリガニの親子」(旺文社)、「おたまじゃくしのたまちゃん」「ありがとう、諏訪子さん」「かかしのじいさん」(佼成出版社)、など多数。